「iPhone」という名の黒船到来
ドコモではM1000、NM850iGなどをかなり前からリリースしていましたし、hTC zやBlack Berry、今ではF1100やHT1100などのWindows Mobile機も出しています。
ソフトバンクからも、705NKやX0xシリーズのWindows Mobile機を出しています(auは今後出すようなことを言っています)。
しかし、どれも成功した(してる)とは言いがたいでしょう。
その原因は何か?
理由はいくつもあるでしょうが、私的には
-キャリア主導でユーザーを無視した機能
-パケ代が高い
この2点に集約されていると思います。
右肩上がりの時期には、ドコモをはじめとした「キャリア主導、SIMロック」戦略が功を奏し、日本の携帯は他に類を見ないほど進化しました。
日本はSIMロックが当たり前、キャリアが毎年新しい仕様を決め、端末メーカーはほぼ同じ仕様の機種をこぞって同じタイミングで発売する、ということがずっと続いていました。
しかしその結果、日本の携帯は「ガラパコス」と化してしまいました。
海外では当たり前のSMS(ショートメール)すら、キャリアをまたいだ相互通信ができませんし、Eメールもキャリアに縛られています。
ちょっと前までは日本以外では使えなかった鎖国の端末でした。
世界では、ちょっと前まで2GやGSMが主流であったこともあり、シンプルな機能ながらコストダウンがどんどん進みました。
そのカルチャーがそのまま3Gに以降してきている中、日系メーカーは
-ボリューム(生産台数)
-コスト
-機能
で世界で太刀打ちできない状態になっています。
日本のマーケットの大きさは1億1000万台にも満たない数、しかし世界はもうすぐ10億台、というレンジです(世界標準)。
Nokia、Samsung、Motorola、SonyEricson、LG、、、少ない会社でこの10億という巨大なマーケットを動かしていれば、1社がさばく量が増え、結果コストダウンにつながります。
しかし日本では大手として認識されているN、P、SO、F、SH、T、、、、さらに外資系が数社でこの小さなパイを争っています(日本標準)。
三菱が携帯から撤退したニュースは記憶に新しいところです。
ソニエリも否定はしたものの「ドコモから撤退」というニュースが流れました。
それほど、日本国内のマーケットは閉塞感が漂っています。
(日頃文句を書いているPC業界も同様)
そこを打破するためのひとつの戦略が「スマートフォン」だったと思います。
北米ではBlack Berryが大成功、HTCやSamsungも様々なモデルを展開中、そこにiPhoneも、という流れです。
英語圏ではアルファベットと数字で済むことが日本語だと、、、、ということもあるでしょうが、そんなことはやればできることです。
それでも日本に積極的に展開されなかったのは「ビジネスジャッジ」だと思われます。
-自由に売らせてくれない
-パケ代が高い
-WiFiのインフラが整っていない
こんな状況では売れるはずがなかったのです。
要求だけは世界一厳しいクセにモノはそれほど売れない、では、日本に積極的に参入する意味がありません。
Motorolaも一度撤退して再参入、そしてまた撤退です。
そこにやってきたのが3Gの「iPhone」です。
キャリア主導ではなくApple主導のモデル、噂ではY!ボタンもないらしいです。
そんなモデルが日本でも売られる、しかも安い、となれば、取りあえずは売れるでしょうねぇ。
あとはパケ代です。
今のソフトバンクのプランでは1ヶ月1万円、というのがざっくりした見積りになるでしょう。
それを2年も縛られたら、、、、大型液晶TVでもPCでも何でも買えます。
AT&Tのように「月額$30」思い切った判断が必要かと思います。
みんながみんなスマートフォンでずっとYouTubeを見られると、インフラがもたないという問題もありますが、、、、。
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